歌うおばあさん。

今朝。
家を出ると上品ななおばあさんが





明るいワイン色の帽子をかぶり、
色白のお顔は丁寧に化粧をし、
黒いブルゾンにワイン色のウールのパンツ。
黒いリュックを背負い、小さな袋をもって。

足取りは実に軽やか。
これからお出かけなのかな?

よいですなぁ、こんな晴れた秋の日に。
私は仕事ですよ・涙。

仮に彼女のことを
「歌いながら歩く老女」という言葉に集約してしまうと、
ひどく淋しく怪しいイメージがつきまとう。

いや、そんなんじゃない。
そんな言葉で彼女を形容するのは失礼極まりない。
彼女はきっと人生を受け入れ、歩み、楽しんできた人なのだろう。
あの足取りと表情と歌声が、
すべてを物語っているような気がした。

自分という器を受け入れることに、
老いることと死に向かうことへのささやかな恐れを、
今日すれ違ったあのおばあさんは
ぬぐいさってくれたような気がした。

いいですね、秋の日の朝って。
私もあんなふうに小声で歌って歩きたいな、年をとったら。。。

あのおばあさんがこれからもずっと
幸せに暮せますように…
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by BR_GIRL | 2008-11-06 19:14 | ひとりごと