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醍醐寺の桜。

染井吉野に、枝垂れに、八重に…
醍醐寺の桜たちは本当にきれい。
いろんな桜が咲く醍醐寺はけっこう長く楽しめるのがよい。
今頃は、葉っぱが出始めて
これまたピンクとグリーンのきれいなコントラストを楽しめる時期なのかな。

学生だった頃、京都に足しげく通っていた時期があった。
鳳凰堂や平安神宮という観光のスタンダードコースは嫌いじゃないけど少々あきて、
観光客が行かないけど古い日本が見れる古所にも足をのばしてみた。
ただ…、平安時代の名所である醍醐寺だけはなぜか足を外していた。

桜の季節、京都を訪れたあの日、思い立って醍醐寺に足をのばした。

アラ、とんでもなく正解。
京都というある種舞台のような空間で咲く醍醐寺の桜たちに感激しました。

豊臣秀吉は嫌いだけど(大阪人&歴女の秀吉ファンのみなさんごめんね。ワタシは歴女じゃない~)、
これだけ美しい桜だったら、天下人として、独占したかったんだろうね、と思ったよ。

そんな秀吉の身勝手な欲望さえ受け入れる醍醐寺の桜はなんて懐が大きいのだろう。
自然はすごいね。

そして、鄙(ひな)びた東の国に住む私はそんな桜のようには生きられないだろう、と。


☆何故秀吉かというと、当時天災や戦災で荒廃した醍醐寺を修理し、
その後”観桜の宴”という大規模な花見を催してるから。
たしかこの話は日本史の教科書にでていたと思いました~

by BR_GIRL | 2010-04-16 12:30 | ひとりごと