種を蒔いたら。

種を蒔いたら収穫まではある程度時間がかかる。
それは当たり前のこと。

でも、急ぎすぎの現代人はそういう認識は薄い。
私もついつい忘れかけてしまうけどね。

ただわかってることは
手塩にかけても、放置をしても、
見守る限りイノチあるものは育つとうこと。

私は夫という伴侶を育てている。
正確には調教ともいう。
ボンテージ姿で鞭を振り回して「この豚野郎!」とか
餌を前に「お手っ!お座り!おかわり!」
ともいわない。



チョット前から、時々夫のお昼にお弁当を作っていた。
夫も仕事の都合があるし(ランチミーティングや出張とかね)、
私も忙しい時の朝は、掃除をしたり(実は掃除が好き)、
寝たりヨガしたりしてリカバリーに回したいから毎日はやってなかった。

朝や土日や一緒に晩御飯が食べれる日は作ってたけどね。
あと冷蔵庫に食べれるものを何か作って入れておいてはいる。
(ただ、夫は外食が好きなので土日1回は外食する回をもうけている)

それに、夫はマクロビオティックやなるべく動物性を食べない生活を選んでいない。
夫の口に無理やりキンピラや玄米をつっこむような、人生楽しくない料理はいやだなと
思うところがあった。でもそれは言い訳に過ぎなかったことがわかった。


盆正月に帰省する時、西に住む義母の作るもの凄く脂っこい料理が、
私には正直耐え難かった。
盆とか正月とかそういうイベントだからとかじゃなくて、
どうも、基本的な味付けがこの家はそういうものらしい。
大家族の中で育った義妹ちゃんでさえ、私と同じ事を感じた事らしいが、
彼ら兄弟にとってそれがおふくろの味、幸福の想い出の味なのだ。

そして、、私自身のおふくろの味。
マクロとか関係なく、ワタシはそういう脂っこい味が正直苦手だった。
北海道が生まれ故郷の母が作る味は濃い目だけど、あっさりしていた。
例えば、豚の角煮でさえ煮汁がキレイに透き通り、脂身があまり浮いていなく、
でも肉がスカスカじゃなくて
しっかりした味わいと食感で食べた誰もが絶賛した。
(さすがに冷えたら油浮いてたけどね。私にはあの味は真似出来ない。)

生活習慣の違う二人が食事をして生活して行くのだから、
味に悩むのはそりゃあ仕方ない話だ。
(☆義母の名誉のために書いておくが、義母の料理が下手くそだといいたいわけではない)

義母の、この味に近づかないといけないのか???
いや、早くしないと、この味に近づかないと、義母が乗り込んでくるかもしれない・笑
(義母にもらったケフィアの元を捨てちゃった!作っても必ず痛ませちゃってたし…。期限もきれたし。それなりにチョット悪いな&後ろめたい。実はヨーグルトが昔から大大大嫌いなのです。だから、マクロとは関係なし!)

その味に近づけようと、しばし試みた。しかし、うまくいかない。
”おふくろの味”を否定するわけではないけれど、
私自身正直しばらく料理する事がスランプだった。
夫のおいしいという言葉さえ信じられないときもあった。(夫よ、ごめんなさい。悪かった。)

そんなある時夫がおもしろいことを言った。
でも、同時に自分の怠慢さに気が付かされて申し訳なくも思った。
「一緒に住んでるけど、、お前は熱でても薬飲まなくて元気なのに、
なんで俺だけすぐ風邪ひいて動けなくなるのか考えたら、
やっぱり同じごはんを食べる回数が少ないからだって気がした」

「じゃあこれから、私となるべく近いおかずの入った毎日お弁当つくるかい?」

それから、毎朝のお弁当作りがはじまった。
私は自分の味に自信を持つ事にした。おごれないように、ね。
そして、私の味の土台を作ってくれた母に感謝した。

当たり前かもしれないけれど、夫の健康管理は妻の仕事のひとつ。
でも、「管理」はなんかちょっと違うよね?
管理から逃れたいのでもないんだけど。
というか、
管理という名のもとに”み☆のも☆た”に振りまわされることが
楽しくなってしまってる世の中の管理という概念を
私が個人的に好まないということだ。

あえて言うなら、私にとっての「管理」は夫のいいのちが流れて生きたい方向に
こっちじゃないの?と言うだけ。あとは夫がしたいようにするだけ。


先週夫からこんなメールが来た。

補足しておくが、
夫は気管支と腸が弱い。夜も遅く生活も不規則。
先週もチョットのどの調子が悪かったので、
蓮根をメニューに取り入れていた。

「まいにちお弁当つくってくれてありがとう。おいしいのはもちろん、なんだか昨日あたりから調子が良くなってきた気がする。喉の痛みも和らいできたし。感謝しとるで~ ところで、明日は早朝8時前に家を出て千葉のド田舎へ出張に行くので、お弁当づくりはお休みしてちょうだいな。 では、今日もお弁当のフタを開けるのが楽しみな夫より 」

どうも、調教は割とうまくいってる模様だと思いたい。
これからお棺に入る日まで、我が家の食卓ではいろんなことがあるだろう。
一緒に生活して約一年2ヶ月。
私の育てるピードは早くはない。けど、調教は楽しい。

お米だって育てるのは一年かかる。
お野菜だって早い種でもそれなりに時間がかかる。
収穫できない事すらある。
でも、農家の方はまた種を蒔く。。。

ちなみに今は
ごはんを6、おかずを4くらいの割合にしています。
そして、おかずの中にはちょっとだけ何か動物性を使った物を入れてあげてます。
それから味のない青菜も。

本当はむそう式のごはんがよいのでしょう・笑。(いや、むそう式は近く習いに行く予定を考えてる)
でもね、何も試行錯誤しないまま終るのがイヤなの。余計な事をしたいのでもないの。
というか、お米(穀物)を中心に食べる事を大事にしたい。

今日のメニューは昨日のごはんまんまがあったね。夫よ、ごめん。
・五分搗きもちきびごはん&大根葉のふりかけ
・舞茸切干大根豚肉の炒め物(味は手づくりキャベタレ)
・昨日の残りのべジナポリタン
・ジャガイモとヒジキの和え物
・青菜
・梅酢付け大根
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by BR_GIRL | 2009-06-08 14:42 | ひとりごと