カレー0425@森のテラス。
天気が寒いと週間予報ででた時点で、
よくあるマクロプレートにチェンジするかかなり悩みました。
みなさん、カレーって聞くとどんなイメージをしますか?
日本人だとたぶん、
お母さんの作るルゥのカレーが心の原風景にありますよね。
子供の頃の口福の記憶の味なんじゃないかな。。(いい意味で広告のイメージ)
そこには、誰しもに通ずるうれしさや喜びがありませんか。
プレートにしたら、カレーの持つそのうれしさが伝わらなく
なくなってしまうので
今回はそういう感情の部分を大事にしたかったのです。
お客さんと春祭りがご縁で知り合ったみんなに感謝の気持ちを現すには、
じゃぁ、カレーがいいんじゃないかってね。
で、当日のメニュー。
☆きのことごぼうとはと麦のカレー
☆ミニおかず
・大豆タンパクの照り焼き風
・セロリのもろみ醤油漬け
・人参と胡瓜のピクルス
・ボイルキャベツ&青菜、茹でにんじん
・海藻スープ(和歌山産沖若布、ふのり、めかぶ、玉葱、しいたけ)
カレー仕様書メモ(わすれそうなので・笑)
☆きのことごぼうとはと麦のカレー
・ クミン、コリアンダー、ごまをごま油で香りだしを
し、たまねぎ、きのこ類と炒める。すりおろししょうが、にんにくを加えてさらに炒める
・ ごぼうは丸3日煮込む
・チャツネ(玉葱、トマト、ドライトマト、リンゴ、プルーン)
・ルゥ(皮なしダルを煮込みターメリックでいろをつける)
・クミン、コリアンダー、ターメリックパウダー、針にきった生姜をを加え、
その他全部合わせて2日煮込む、
・仕上げにさっと炒めたきのこと炊いたはと麦を入れて煮る
(子供用には別の鍋にこのカレーにチャツネと自作ルゥをたしてマイルドに仕上げた)
今回、チャツネや具に大量の玉葱を使いました。流石に涙でたよ・笑
大変だったけど、楽しかった。
楽しかったけど、ものすごいプレッシャーだったよ、正直。
ライブのランチ企画としては、
私はパパさんの次のバトンだったのです。
パパさんの足下に及ばないとしても、
komokonさんたちのようなオシャレセンスもないし、
実績のない私でもやるしかないからね。
(まぁセンスは自分で磨くものなんだけどね。さぼったわけじゃないよ。実績は作る方じゃないけど、メニューコンペでちょっとあります、実は…)
今回のランチ。
夢にも思ってなかった企画だったのですが、
突然持ち込まれたにもかかわらず、あまり考えずに返事してしまった・笑
実はこのライブのランチに関してパパさんとちょっとエピソードがあります。
最後から2回目くらいのわかばカフェに行った時のことです。
カウンターごしに私はランチをいただき、パパさんとぽつぽつお喋りしていたんですよね。
私がコロッケを食べる時の箸の入れ方、味わい方を見たパパさんが
「そりゃ料理人の食べ方だよー・笑」
とおっしゃていた。
ええー!?そう~???と笑ってすごしたのですが、
その時、なんか心にぽっと灯がともされたんですよね。
(いい気になるというわけでもなく)
で。
その時のことが以来頭に焼き付いていて離れていないんです。今も。
今考えるとあれはきっとバトンを渡されたんじゃないかって気がするんですよ。
唐突ですが!
私には江原さんのようなスピリチュアルな力はないんだけどね・笑。
この先プロのシェフになる予定もないのですが、
これからもお役目まっとういたしますよ~!
この企画に参加させていただいて本当に感謝しています。>そうそうくん、ありがと!
そして、私のつたない料理を食べてくださったみなさん、
森のテラスのみなさん、Gべジィの佳子先生&朋子先生、夫、チーム春祭り、天国の愛犬たち!
ありがとう!
by BR_GIRL | 2009-04-30 12:59 | ごはん